限界オタクの備忘録

一生チケットあるので死ねません

映画「わたモテ」がこんなに面白いってなんでみんな教えてくれなかったの?

 

タイトルの通り

映画「私がモテてどうすんだ」が死ぬほど面白かったのにオタクが誰も教えてくれなかったので私が教えます。

 

興奮冷めやらぬままに書いているのでネタバレがあるかもしれないので気になる方はお控えください。

 

前提条件

私→2次元もアイドルも特撮も手を出す混沌オタク。奥野壮くんと伊藤あさひくんが出ているので見る気になった。LDHはよくわからないがハイローは軽く見た。カイキジが尊い

連れ→私を映画に誘ってくれた友人。2次元を通った後LDHの女になる。RAMPAGEさんを主に推し、拳で語るオタク。かずほくさんが好き。

 

 

映画「わたモテ」、題材が題材だったので某劇場版オタクには恋するって難解だよねみたいなタイトルの映画(観てない)的な、オタクをボコボコにするタイプの映画かと思って怯えながらも美しい奥野壮くんが見たかったので見に行きました。

 

全然そんなことなかった

めちゃくちゃ面白かった

見た後オタクと喋りたくて仕方なくなるし感想が全部早口になった。

 

 

そもそも誰のことも否定しない映画だった

心地よかった。

 

主人公の腐女子は己の趣味が「腐ってる」と称されることも理解しつつでも誰にも迷惑かけず慎ましやかに生きてるし、取り囲む男の子たちも否定しないし、むしろ理解して欲しいと提示すれば理解しようと歩み寄ってくれるし、なんかめっちゃ優しい世界だった。

 

オタクたち怯えないで見に行って欲しい。

 

 

あとネタの応酬が凄いので楽しい

私は通ってないけど多分弱ペダの舞台通ってる女は見た方がいい

 

私はこんなに効果的に使われるGet Wildシティーハンター以来見た事がない

 

 

別にオタクは誰に肯定されずとも否定されようとも生きていくんだろうけど、

実際こうやって楽しそうなオタクを観るとオタクやるの楽しいなってなってしまうのでみんな是非みんな友達のオタクと見てオタク人生を楽しんでほしい。

 

 

悪い点をあげるとするなら死ぬほど笑いたいのに映画館では笑えないくらいでした。

 

 

 

ボイメンを好きになった女の自分語り

年が明けたのに昨年のまとめを今書いています。途中で挫折したせいで春になりました。

とか言ってたらもう夏です。

 

昨年、私は唐突に名古屋の町おこしお兄さんBOYS AND MEN、通称ボイメンに滑落し月4名古屋生活を始めました。

 

そこに至った経緯を何となく自堕落にまとめておきます。

 

ボイメンを知った経緯から自社シアターに足を踏み入れるまで

 

長い長い自分語りです。さして面白くはないです。

 

前提条件として、元々、そして今でも私は小学生の頃から筋金入りの「某J事務所気象系アイドル」のオタク。

 

そして高校で2次元コンテンツに触れ、気象系アイドルを応援しながら歌の王子様的な7人や、おめでたそうな頭のバンドとかああいう系でフロアでモッシュしたりヘドバンしたりとやりたい放題現場を楽しむムカデ並のわらじ生活をしていました。

 

そんな中で某気象系アイドルが活動休止を発表したことにとにかく打ちひしがれ、立ち直れず他のコンテンツに癒してもらう時間が増えました。

 

その流れで久しぶりに仮面ライダージオウをリアタイ、ついでに過去ライダーを見漁ろう!ということになりHuluが大活躍

 

とりあえず

カブト

キバ

電王

オーズ

フォーゼ

ドライブ

を見返して、

仮面ライダー鎧武に手をつけました。

終わりの始まりですね。

 

私は戦極凌馬が最推しなので鎧武での実害はありませんでしたが、Huluを一緒に使っている(よろしくない)友人が駆紋戒斗に滑落、ついでに舞台斬月を見に行きアフタートークで小林豊(黄緑)を認識して帰ってきました。

 

それ以来Huluの履歴がボイメンの大昔のバラエティまみれになってきました。ボイメン☆騎士、ボイメンMAGIC、ツタエルトラベルとかです。

 

ついでに、友人は檻の中でただ騒ぐゴリラタイプのオタクで、布教は特にしてこなくともTwitterでもLINEでも一生騒いでいるのでとにかくボイメンという謎のグループが視界に入るようになりました。

 

で、つい気になって、出来心で、ボイメンMAGICを私も見始めました。

友人にも「顔は本田さん(ピンク)が好きかな」とか言い始めました。

こういうことを言い出すとだいたいオタクはもう終わりです。

 

その頃ちょうど頭の中のフィルムのリリースイベントをギリギリやっている時期だったので

友人「興味本位だが私は行ってみる。お前も来ないか。」

と誘われました。

 

Huluに落ちているバラエティを結構しっかり履修していたので顔と名前はしっかり一致するし、顔は本田さんが好きだな〜とか言ってたくせに

強火のまさゆた(水野勝(金)と小林豊のコンビ)の女

に仕上がっていた私は興味津々です。

ただほかの趣味の予定と被っていたため頭の中のフィルムリリイベは行けずじまいで終わってしまいました。

 

いや本田さんやったやん、どっから湧いてきたんまさゆた。って感じですが、今思えば私の普段の好みから水野勝はそも明らかに推しそうだし、まさゆたがあまりに推しカプの姿すぎてオタクびっくり。

 

まず年下やんちゃなリーダーと「あっちはリーダーだけど俺はお兄さんだし」という行動が垣間見える姉さん(?)女房(?)気質の強い年上ってええ商業本ですか???としか言い様がない(最低)

しかも小林さんの立ち振る舞いから溢れる彼女力、水野勝は元ヤンっぽいあの感じが最高に彼氏力を発揮して完全にお互いを高めあっているんですね。(?)

 

ボイメンMAGICの「俺の豊かな朝食生活コーナーで」

辻本くん(赤)「おお〜新婚さん!」

の大打撃をくらって

メンバーも思ってるやん……公認やん…………と片腕が吹っ飛んだ状態HP残りわずかだった私をオーバーキルしたのは

「TVガイドdan Vol.24 BOYS AND MENメイキング動画」https://youtu.be/kK9CkvK1jII 

 

いや、え?ど、え?仲良し

ドーナツを半分こ

ぴって割ってその量を貰う?

とんでもないことをしています。

辻本くんがキレる気持ちもよくわかります

なんか、あるじゃないですが男性グループによくある若い頃はイチャイチャするあれ。あれだと思ってたんですまさゆたのこと、どこか。

ボイメン騎士のスカイダイビング企画で高所恐怖症の水野さんに、やさしくお膝をポンポンしてなだめる小林さんの図や、その後地上に降り立ったハイテンションでキスでもしたんか?みたいなハグしたりとか、

もあったけどボイメン騎士なんてもう2014年に放送されていた番組ですから。

そしたら最新の動画でこんなものを見せられて

 

「水野さんに彼女できたら許さない……小林さんがいるんだぞ…………」

 

と言い出すまでになりました。

 

 

ここで忘れかけている大問題。

私はBOYS AND MENが歌って踊るところを見たことがなかったんです。

え、ほんとに歌うの?って思いながら曲は聞いていました。サブスクにあるのでだいたいなんでも聞けます。顔と名前は一致したのに顔と曲が一致しません。

 

そもそも曲が突飛すぎます。

バリバリ☆ヤンキーロードって何。

歌の王子様的コンテンツで☆に慣れている私もビビりますそこに☆が入るのか普通。

 ☆じゃなくて👊じゃない?

しかも「院卒といえば大学じゃなくて少年院」ってどんな世界?

 

やばい集団に手を出しているのでは…と感じながらも

便利なサブスクのおかげで曲の履修ははかどりました。

 

そう、Huluとか、アップルミュージックとか

とにかく自分が現状持てる装備で履修できるところが

ずぶずぶと沼に浸透していく大きな要因になっていた気がします。

YouTubeで見ると言っても、非公式な動画も多いので罪悪感の方が強い。

(ボイメンは公式YouTubeチャンネルがあるのでむしろ見ましょう)

本当に便利な世界すぎて沼に滑落するスピードも異常です。

 

曲をたくさん履修し、

MVとバラエティの姿しか見ていなかった私は

歌って踊るところが見たくて仕方ありません。

そんな折友人がチケット手売りがあるよ!!と話を持ち掛けてきました。

 

6月から7月にかけてやっていた内部グループ「誠」のZeppツアーです

 

もしボイメンをよくわからないけどこれを読んでくれている人がいるなら、と思い説明を挟みます。

ボイメンは「Yankee5」「誠」と年齢で内部グループが分かれています。トニセン、カミセンみたいなやつです。Hey!Say!BESTとHey!Say!7みたいなやつです。

 

私、初めてのボイメンと接触

 

限界オタク、とはいえジャンル的にはもともとJ事務所や2次元が好きでそんなに接触の回数は重ねていません。新人俳優の写真集を複数冊買うくらいしかしたことありません。

怯えながらなんばマルイの催事コーナーに到着。

どんだけlineやツイッターをさかのぼっても経緯がわからないのですが

私は平松(黄)列に並んでいました。

今ではしっかりとした平松列の女なんですけど。

チケット手売り、プチトークを鑑賞して思ったことは「ゆっっっっっっっるい」

未だに平松くんのポケットから私物と思しきスピーカーが出てきたのが忘れられません。

なんで持ってきたの?

 

なんというか、長机越しにテレビ画面で見ていた人がいるのも不思議だし、触れているのも不思議だし、言葉を交わしているのも全部不思議でした。

そして平松くんはとても可愛かったです

 

今まで行動から見えるようにスーパー軽率行動の目立つ私は

即座にファンクラブに入ることを決意。

お値段はジャニーズと一緒なので躊躇も特にしませんでした。

 

システムがどうので入った次の月からし

ライブに申し込めないというクソ仕様(言い方)だったので

善は急げという事でさっさと入りました。

ボイメンが気になる人はさっさと入った方がいいです。

 

あとこれはびっくりした話なんですけど、

 

これは私がメディア向けアイドルを好きだったからか?

とも思うんですがバンドマン追い回したこともあるからそんなことない(と思いたい)

 

なんか、一生現場ある。ずっとチケットいっぱいある。

 

チケットない現場もいっぱいある。

 

リリイベ期間だとほんとにえげつない。

 

恐る恐る現場を書き出してみたら大小合わせて月5はありました。

なにがおかしいって私は関西に住んでいるので現場を取捨選択してこれです。

働きすぎでは?

 

これは文句なんですが現場多いくせに告知が遅いのもびっくりしました。

名古屋にある自社シアター公演の予定が前の月の頭に発表されます。

バイトのシフトかな?

 

あと現場が増えた理由に軽率に入ったファンクラブという大きな存在がありました。

 

自社シアター公演、シネコンなどなどとにかくファンクラブを使うことが多い。

しかもやたらめったら身分証確認が厳しい。銀行くらい厳しい。

 

ファンクラブ入るまでは同じ映像を繰り返し見てやり過ごしていたんですが、

ファンクラブに入ったら本当に人生ががらっと変わったんです!(cv.ボイスチェンジャー)

 

でも実際変わりました。供給がファンクラブ前を1とすると後は470億くらいです。

もう一度言います。気になる人はさっさと入った方がいい。

 

こうして軽率に手に入れ、1ヶ月寝かされた権利を使い初めて生で水野勝を見るべく動き出します。

 

とりあえず申し込めたので

「ボイメンワールド」

というイベントに申し込んでみました。

 

私より先に沼にダイブした友人曰く

「メンバーがやりたいことをやるイベントらしいよ」

とのこと

 

情報収集めんどくさい人間なので何の用意もなしに行ってみました。

相手が水野さんでよかったです、ペンライトすら持って行ってませんでした。

 

なんか、映画館で

テレビで見ていた人のお話を1時間聞いて

写真撮って

いそいそと新幹線

 

いい意味でゆるいイベント過ぎて

「なんだったんだろうね……」

と友人にLINEし、

ネックピローとクマのぬいぐるみがツーウェイになった謎のグッズを解剖したながら帰宅しました。

 

さてこの長い自分物語も佳境です。

接触Zeppツアー、ボイワも経験しあとは自社シアター「BMシアター」公演を残すのみ。

 

当時は学生だったので、ギリギリの権利を生かして夏にあった「学生限定イベント」に応募してみました。水野さんがいたので。

 

そもそもBMシアターってなんですか、という話ですが

ボイメンの事務所が持っている自社シアターです。

AKB劇場と同じようなやつです。

キャパは多分450くらい。

 

 

初めてのシアター公演を経験した感想

「…いやちけぇ。近いよ。」

 

ボイメンを追い回してから常日頃思ってるんですが距離感が様々すぎてバグってしまうんですよね。

 

全国放送で見たかと思えば、イオンモールのステージで歌ってるし、フェスティバルホールでライブしたのに自社シアターのキャパ450だし。

 

このバグり散らした距離感がいいところなんですけどバグってはいるんですよね(遠い目)

 

 

 

ボイメンを好きになって、

混乱する日々は続きますが。

気づけばボイメンに強引に引きずり回されないと元気が出ない人生になってしまいました。

 

 

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